【 時代はカスタムオーダー 】
掲載日 2021-02-10
2021年、新しい年を迎えて今日で早くも丁度40日。
最近の流れというか、たまたまなのか、
9Heartsのオーダーが増えている気がします。
誠に嬉しい限りです。
世界中にキューメーカーはたくさん居るし、
日本国内でも注文して作ってもらうならば、
もう片手の指では収まらない程の選択肢があります。
しかもどこのメーカーでもお客様が皆ご満足のようで、しっかりファンを掴んでいるよう。
時の移り変わりなのか、とにかくあちこち忙しいのを耳にするのは嬉しいことです。
A社はボディ構造が素晴らしい。
B社は若者や富裕層に受ける斬新なデザインである。
C社はお客様のプレイスタイルに合わせてのテーパー。
D社はリペアから始まって大変に美しい仕上がりである。
E社はお人柄よくキュー好きで独特の味がある。
F社はバタフライが美しい。欲しい!
私が知らないだけで、この他にも国内のあちこちで
キュー作りを始めている方が何人も居る、と耳にしています。すごい!!
当社は仙台のパワーハウスで産声をあげたのが2009年。
何のツテも無かった新潟に移り住んで間もなく丁度10年。
機械やら材料やらを大きなトラックに積んで手探りで始めた訳だが、
おかげ様でなんとかかんとかここまで来ているというか、続いているというか…
とにかくお客様に感謝感謝なのであります。
話をキューオーダーに戻しますと、
カスタムオーダーというのはとっても大きな贅沢だし、夢でもあるし、チャンスです。
我々もせっかくのご縁なのだから、何でも聞いてあげたい、工夫して実現したいと思っています。
まだ今はキューオーダーが始まったばかり。黎明期なのです。
バットだけ欲しい……(ムムム…やりましょう!!)
シャフトはこのテーパーで……(これが実は一番難しい。でもOK!)
値段はこれくらいで……(やりましょう!!)
デザインはこのモデルのオマージュで……(Fine!!)
以前ならば受けなかったことも、今ではかなり受けるようになりました。
ハイテクが流行り、カーボンが流行り…
実は私自身もスリーでのカーボンの優位性は認めていて、もう1年半ほどは使っています。
(スリーでは今、6本のキューを使っています。)
バットだけ欲しい、というのは私でも理解できますね。
シャフトはこのテーパーで、この重さで…価格は手の届く範囲で…尚且つデザインも!!
でも、私たちはキュー作りが好きなのです。
少しお時間がかかりますが、頑張りますよ。
キュー好きの方が増えますように。
きっと国内メーカーさんはどこも同じ。願いはひとつです。