ひとりごと

Photo

▲ 画像1

記事一覧

常識を疑え!!!

木工品のおもしろさ

14-1

最近の3大ニュース

スポーツってとっても大切!夢がある!!

第3次ビリヤードブーム?

Myタップ

テストドライバー

新年のご挨拶

カレンダー&カタログ

オーダーキュー

これが真のブルータップ

タップ開発についての学び

タップ開発中??

ポケット再開

ひとりごと再開します

キャップの値打ち

食欲の秋!!

1本のシャフト

時代はカスタムオーダー

イワオヒシヌマのしまらない話

雪かき

今年もご登録お願いします

《続》DOURAKU

DOURAKU

蘇る青春#1 改

Tadさんとの想い出(リペア)

修理のご依頼

Bill Stroud Part.2

Bill Stroud Part1

カーボンについての自説

カスタム 昔ばなし

トライ&エラー!!

あけましておめでとうございます。

スリークッションが面白い!

カタログ完成いたしました!!

Barryとの会話。

想い

Sunrise Sunset

ひとりごと

ハスラー9

大事なのは…??Sさんのシャフトpart2

少年よ大志を抱け!!

Sさんのシャフト

ブレイクキュー

GP Breaker !!

10ボールの試合を観てきました

春ですよ

改・パワーのあるキュー

キューはスポーツ用品

お願い

悩み

素材

ひとりごと再開♪

修学旅行

シャフトを育てる

スリーのキューについての考察

ひとりごとの訂正文

スネークウッドは木が命

テーブルの難易度

今年の漢字「三」 英語ではThree!!

1にMaple、2にMaple。

9Hearts

George Balabushkaはキューメーカー!!

I Loved 本ハギ4剣

進化論

キュー作りを始めて学んだこと

ご報告

カスタムキュー考4 『コアするフォーチュンキュー』

リペアワーク 3態

カスタムキュー考3

カスタムキュー考2

カスタムキュー考1

いま、青春!!

第1回 TOC Japan  回想

ハイテクシャフトの素晴らしさ!!

3本のCarom cue

最新情報!

スリーのキュー

カリフォルニアのアイボリーバン

初挑戦

サイクロップのボールと8ボールのテーブル

3月16日、速報!

Life is Good!

The time has come.

あてましておめでとうございます

オ・モ・テ・ナ・シ

壮大な実験(自分的)

難関

よもやまばなし

【 ブレイクキュー 】

掲載日 2019-05-20

ひとりごとの更新がなぜ約1か月ぶりになったかって?

え〜と…、正直に言います!

本当は平成の最後のひとりごとを書くつもりでいました。
実際何度も書きましたよ〜。
でも、どこで何を見ても、何を開けても「平成最後の…」という枕詞が目について…、やめちゃった。
そして5月になると「令和最初の…」という訳で、それもなんだか少〜し嫌だったんだよね…。
そんなこんなしているうちに、こんなに時間が経っていたわけである…



今日は5月19日(日)夕方17:30 Lucky at コメダ珈琲からで〜す!!


今日も朝からどれくらいブレイクしたかしら...???
おかげ様でGP Breakerのオーダーをたくさん頂きました。本当にありがとうございます。

ブレイクキューは、作ってみると本当に難しい!!
前にも書いた通り、試作の段階ではトッププロからアマチュアから初心者の方までいろいろな方々に試してもらいました。
同じものを使っていただいても、試してもらう人により言うことはバラバラ…

作る前までは私の心の中はこうでしたよ。
(ブレイクキューはたくさん種類も出ているし、もう新しい要素をとり入れなくても開拓されつくしているだろう。各自自分に合うキューでやればいいんじゃない…??)

作り始めてからは
(ふ〜ん...各自ブレイクのイメージというか捉え方が違うんだな...面白い!!)

そして自分達でも試作と試打を繰り返したわけです。

今の自分は??
(世界チャンプが【使いたい!!】と思うようなものを作る!!!!)
...こうなったのよ。我ながら単純だな〜(笑)




もともと最初にブレイクの話を持ち掛けられた時は、実は気が乗らなかった。
「9ボールも10ボールもブレイクがキーだよね。」
などと言われても、65歳のジジイには意味が分からなかったのだ。

でも試合を観て感じ、2・3年前の全日本やJapan Openを観た時のゲーム等を思い出して自分なりに納得。
次第に自分の作りたいブレイクキューが見えてきたという訳です。


今はもう最終章。本当に微妙なサイズ、しなりを吟味しています。

注意していることはいくつかあって、
まずプレイヤーの身体の負担にならないこと。

昔自分でスレハンを販売した時のことだが、ソリッドすぎるキューはパワーはあるけれど右肘と右手首を痛める。
自分で15年も前に痛めたところは今もハードショットすると痛むんです。
スリーのサンチェス選手などがハードショットすると右肘を押さえるのをご存知の方も多いと思う。私もあれと同じ。
キューが硬すぎると関節と筋がやられ、プレイに支障をきたします。
自分はそんなキューではなく、ソリッドでも身体にヒビかないキューを作りたい。

でもこれを口で言うのは簡単、書くのも簡単。
実際に物で作り上げるということは、想像をはるかに越える大変さです、本当に難しい。

幸いにして自分は、パワーをロスしにくいキューを作ることをスリーの世界から学んできました。
これがブレイクキューを作る上でもとっても役に立っています。

要は、
「木工品でどこをしならせるかをきちんとイメージできるかどうか」
であり、
「どのくらいでしなりを戻すか」なのです。



素材から考え、
テーパーを考え、
ウェイトを考え、
バランスを考える。

自分と同じ170cm(160−180cm)程のプレイヤーが使いやすい、
降り抜きやすいキューを作るだけ、ここまでもうきました。


今までになかった最高のブレイクキューを作ってみせる!!


待ってろよ!!!!!!