【 お願い 】
掲載日 2019-03-11
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今日は大震災からちょうど8年です。
仙台から新潟に移り住み8年、あっという間でした。
大震災は多かれ少なかれ皆さんの人生に影響を与えました。
私も命のあることに感謝して笑顔で慎ましく過ごしたいと思います。
現在新潟に居を移して暮らしている我々ですが、時々息子がこんな事を言います。
『あのまま仙台でビリヤード場をしながらキュー作りをしていたらもしかして未だにキューはできあがっていなかったかもしれないよね。』
仙台ではビリヤード場として営業していて、キュー作りは30坪程のところに機械を拡げて行っていました。
でも今思えば全部が中途半端だった気がします。
新潟にきてお店も閉めて……退路を断って集中したことが今のキュー作りに繋がっていますね。
大震災での災難を人生の転換点にしよう、と誓って2人で頑張ってきました。
色々な人の分までもっともっと頑張りたい、とね。
今日のテーマは【お願い】です。
おかげ様で9Heartsをお使いの方も少しずつ増えてきました。
ありがたいことです。心より御礼申し上げます。
私も息子たちも良いキューをお届けしたい、と頑張っておりますが、いくつか見聞きしたことの中で感じたことを書かせていただきます。
1.お好みのタップを探してね。
どういう意味かと言うと、どんなキューもどんなプレーヤーもタップが合わないとダメ‼
最高のキューをお持ちでも、最高の腕をお持ちのプレーヤーでも、そのキューに合ったタップ、プレースタイルに合ったタップを見つけないと「ただの棒」「ただの人」になります、という意味。
ご自分のプレースタイルに合ったタップを探してくださいね。
ほんの少しの差ですが相性の良いものをつけること。
2.ジョイントはズボンのチャック‼きっちり締めてね、出てくるよ。
何が出てくるか変な事考えたらダメよ、ボールが入らず出てくるよ、という意味です。
キューの一体感の源はジョイントにあります。
きっちり締めるのと少し緩みがあるのでは全く結果は変わります。
トビ、見越しが出てきますのでしっかり締めてくださいネ。
撞いてて緩んでくる…なんて締めが悪い証拠ですね。
あれ、今日はいつもよりズレているかも…という時も締めが足りていないのです。
3.叩いちゃイヤ〜‼叩かないでください‼
Gus Szambotiはテーブル上の散らばったボールをキュー先で集めたりする人と
繋いだキューのジョイント部をポーン、ポーンとする人にはキューを作らなかったそうです。
シャフトにポコポコ凹みができるのが嫌で、シャフトを大事にしない人には持ってほしくなかったのでしょう。
キューは大切に扱ってもらいたいものです。
私のいう"たたく"はショットの時に力任せにしばくことを言います。
9Heartsのキューはバットもシャフトも全部木製のド・ノーマル。
たたけば先球はズレるのは当たり前です。
ズレるように撞いていて"トビがある"というのは作っている方としては少し違うのではないか、と思う。
いわゆるハイテクの"手グセ"のあるプレーヤーも是非練習して9Heartsを使いこなせるようになって貰いたい。
ほんの少しだけフォローを長くするだけです。
よろしくお願いします。
合掌